今 思えば
青い空は透き通り
夕焼けは一層山々を赤く染める
色付く木々の葉の隙間から
暖かな光が零れてる
こんな季節の同じ石を
二人は握りしめて出逢った
出逢ったことが運命なら
流されていくのも運命
人は未来を見つめて生きるのなら
私たちは未来よりも
繋ぎ続けた日々に想いを重ねる
幾つもの季節を重ねたことが
奇跡のような
同じ時を過ごすことが
夢の中のような
ずっと不思議な空間にいるような気持ちなんだ
そんなことを言う私の身体を引き寄せて
あなたは抱きしめる
今思えば
それが言葉代わりの答えだったのかな
「傍にいるよ」と
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