今は
あなたの指に触れたのは
まだ寒い冬の日
君の手が冷たいとポケットに押し込んで
指を絡め歩いて
街に吹く冷たい北風が嬉しかった
あの時の温もりを忘れられないまま
春になり
春は過ぎ
緑眩しい若葉の頃を過ぎても
今もその指に触れることが出来ないでいる
逢いたい気持ちが募るけど
逢えない
まだ逢えない
逢おうねって言えない
あなたのことを想えば
あなたのことを想うほど
逢おうねって言えない
あなたは元気で
今日の1日を過ごしてる
わたしもそれなりに
今日も1日を過ごしてる
それが一番大切だってこと
わかりすぎる程分かるから
今は、待っていよう
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