冬の夜金の月

濃藍色の夜空に浮かぶ金の月は
しんしんと
沁みる冷たさを纏って煌めき
小さく輝く星の雫は爪先を濡らすよう

温まらない身体
あのときみたいに
君の足は冷たいよって
あなたの足と足の間に挟んで
あたためて


ねえ
月の綺麗な夜だよ
あのとき見た月と同じ
金の月だよ
ふたりで眺めた金の月
今、何故、あなたはいないの


ひとひらの花とポエムと

穏やかに過ぎる日々 傍らに ひとひらの花。 花に重ねたポエム。 はじめまして。。 ポエム「コイウタ」を始めました。 美しい花の画像は 花の写真を撮られるブログ友達の「たんさん」から 許可をいただいてお借りしています。 花の画像も楽しんでいただけると幸いです。 添えた詩はつたない詩たちですが、よろしくお願いします。

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