幸せを繋いだもの

前を行く背中が

私を拒んでいたよ

言葉すら掛けないでくれって

言われているような気がしたの

繋ぎたかった手は

とても届かなくて

向かい側に座ってお喋りをしていても

どこか遠くを見ているよう

傍にいるのにやるせないほどの

寂しさと哀しさを感じながら

あの時恋が終わるのを知った



こんなふうに終わるんだね

積み重ねてきたものはとても儚い

好きな人が出来たんだって言葉が

刃となって何度も私の胸を刺したのをあなたは知らない


あれから、、

何年過ぎたのだろうね

長い時間と月日が胸の傷も癒して

ああ、あんなこともあったねと

笑って話せる思い出になった

幸せですか

心から笑っていますか

その笑顔が大好きでした

私は笑っています

日々穏やかに過ごしています


あの恋があったから

あの恋が終わったから

今の私がいるのかもしれません

だから、きっと

あなたの傍にいた日々

あの時も私は幸せだったんです

幸せの記憶が

次の幸せへと繋いでくれた

そう思っています






ひとひらの花とポエムと

穏やかに過ぎる日々 傍らに ひとひらの花。 花に重ねたポエム。 はじめまして。。 ポエム「コイウタ」を始めました。 美しい花の画像は 花の写真を撮られるブログ友達の「たんさん」から 許可をいただいてお借りしています。 花の画像も楽しんでいただけると幸いです。 添えた詩はつたない詩たちですが、よろしくお願いします。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 千恵 花

    2017.10.05 19:45

    @tanそうなのでしょうか? 追いかけて行ったら何かが変わっていたのかな。 その時は気付けなかったことが思い出の中にたくさんあります。 今、それに気付くことが新たな幸せの礎になっているのかもしれませんね。 ホロリとするような、コメントをありがとうございます(^^)
  • tan

    2017.10.05 15:15

    いいや 違うんだよ、、、ほんとうは   追いかけて来て ほしかった、、、ちっぽけな男の意地が    大きな愛を失わさせてしまった。       本当はいまでも あなたが       変わらずに好きなのです。