幸せを繋いだもの
前を行く背中が
私を拒んでいたよ
言葉すら掛けないでくれって
言われているような気がしたの
繋ぎたかった手は
とても届かなくて
向かい側に座ってお喋りをしていても
どこか遠くを見ているよう
傍にいるのにやるせないほどの
寂しさと哀しさを感じながら
あの時恋が終わるのを知った
こんなふうに終わるんだね
積み重ねてきたものはとても儚い
好きな人が出来たんだって言葉が
刃となって何度も私の胸を刺したのをあなたは知らない
あれから、、
何年過ぎたのだろうね
長い時間と月日が胸の傷も癒して
ああ、あんなこともあったねと
笑って話せる思い出になった
今
幸せですか
心から笑っていますか
その笑顔が大好きでした
今
私は笑っています
日々穏やかに過ごしています
あの恋があったから
あの恋が終わったから
今の私がいるのかもしれません
だから、きっと
あなたの傍にいた日々
あの時も私は幸せだったんです
幸せの記憶が
次の幸せへと繋いでくれた
そう思っています
2コメント
2017.10.05 19:45
2017.10.05 15:15