夏の花火

夏の花火

浴衣の裾

ひまわりのかんざし

後れ毛絡まる白いうなじ

冷たいかき氷

石段に座って見つめた夜空

明かりを映す川の水面


指先に

そっと握り締めた線香花火

何故か

落ちないように、落ちないようにと

心の中で呟いていた

あなたは黙って見ているだけで

私は

時々吹き寄せる風に

夏の終わりを感じてた


遠い遠い

遠い

夏の記憶


                     

ひとひらの花とポエムと

穏やかに過ぎる日々 傍らに ひとひらの花。 花に重ねたポエム。 はじめまして。。 ポエム「コイウタ」を始めました。 美しい花の画像は 花の写真を撮られるブログ友達の「たんさん」から 許可をいただいてお借りしています。 花の画像も楽しんでいただけると幸いです。 添えた詩はつたない詩たちですが、よろしくお願いします。

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